グランマ

グランマ州は、キューバ政治の歴史の重要な地です。1868年にカルロス・マヌエル・デ・セスペデス(Carlos Manuel de Céspedes)がスペイン軍に戦いを挑んだのがこの場所でした。キューバ国家の英雄ホセ・マルティ(José Martí)は、1895年の戦いの最中、ここで命を落としました。この州は、フィデル・カストロとその仲間たちがメキシコからキューバに渡ったときにこの地に上陸したため、彼らが使ったヨットにちなんで名づけられました。バティスタ政権に対する闘争は、その大半がグランマ州にあるシエラ・マエストラ(Sierra Maestra)で起こりました。このような出来事から、グランマ州は歴史好きの観光客が訪れるスポットとなっています。州都バヤモ(Bayamo)はキューバで2番目に作られた都市です。